e-TAXによる確定申告

２、３年前からでしたでしょうか、パソコンでで確定申告が出来るようになった「e-TAX」が始まったのは。慣れると非常に便利ですし、インターネットで申告できますから、覚えると便利このうえないですね。

システムを運用する国税庁も導入当初はコマーシャルもバンバン打ってた記憶もあります。国税庁としてはもちろん普及に力を入れたいところですが、行き過ぎたトラブルもあったようですね。

２２日の毎日新聞によると三重県鈴鹿市の鈴鹿税務署で、申告書の受付を強制されたと苦情が多数寄せられたとか。

鈴鹿市や鈴鹿税務署によると、同税務署は今月１２日から市内のショッピングセンターに臨時会場を設け、申告の受け付けを始めた。会場では、税務署員が申告 書の記入方法なども教える。税務署によると、従来通りの手書きと、パソコンによる方法のどちらのコーナーにも可能だが、パソコン入力を強く勧めることが多 かったという。

その結果、「パソコンによる申請しか認めないと言われた」「手書きの作成も認めてほしい」という苦情が、鈴鹿市の税務担当の課に殺到。１２～１４日には １日３０～４０件の苦情が寄せられ、半分程度はパソコンに関するものだという。“巻き添え”を食った形の鈴鹿市は１４日、村田行穂・市民税課長が申告会場 に出向き、混乱の収拾を要請。税務署は手書きコーナーがあることも説明するなど、対応を変え、苦情は減ったという。
（新聞より引用）

確かにパソコンが苦手な人にとって見れば、書くより苦痛なのは分かります。利用してみると使いにくかったりする部分も確かにありますから、システム的な使いやすさと、申告者にはもう少し理解を求める施策も必要なのでは。
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